新規就農者について

「東京NEO-FARMERS!」というネーミングについて

2009年に東京都西多摩郡瑞穂町ではじめて新規就農者が誕生し、その後も少しずつ後を追う者が集まるようになっていた初期の頃。
西多摩地区メンバーによる南多摩地区のバン相乗り見学会が企画されました。比較的平地の多い西多摩地区メンバーは急勾配のある南多摩地区への視察で、栽培環境の違いに驚きつつ、その日はとても刺激の多い充実した時間となりました。

その日視察を受け入れた一人、南多摩の町田市で就農した藤永貴幸が興奮そのままに写真と共にfacebookへ書き込んだ「俺ら、東京のネオファーマー」。この一言が語源となりました。



東京での新規就農は「絶対にありえない」とされてきた長い長い歴史がありました。しかし、東京都農業会議 松澤さんがはじめたこの前代未聞の"動き"は徐々に広がりは見せてはいるものの、まだまだ新規就農への理解者・応援者がとても少ない前途多難な状況でした。その様子を外側から見ていた当時フリーランスデザイナーの江藤梢は、この"動き"にネーミングをつければ、よりこの価値ある"動き"への理解速度を早められると考えました。藤永に「ネオファーマー」という言葉をネーミングアイディアにする許可を得た上で、メンバーたちが集まる新宿の中華屋にて松澤さんに江藤が提案。松澤さんがメンバーに提案し、最終的に「東京NEO-FARMERS!」というネーミングとなりました。



▶︎「NEO」ついて

NEO は、「NEW」のように「新しい」という意味です。

NEWは「真新しい」との意味があり、NEOは「昔からあったものを新しい形にする」という意味があります。

現代の農業を築いてこられた皆様への敬意と感謝を土台としながら、我々らしい新しい常識をつくっていくことの決意を込めて「NEO」としました。

「!」について

「東京NEO-FARMERS!」の動きに新しい風を感じていただきたく、"スピード感"と"驚き"を与える姿を表現するためにつけられました。

一般社団法人 東京都農業会議を通じて、
東京都内で新規就農した者や新規就農を目指す者、
またその活動を応援する者で毎月夜な夜な集まっていた夜会が、
直売などに取り組むようになり発展し 「東京NEO-FARMERS!」となりました。